Translator's Diary

may3da.exblog.jp
ブログトップ

刺激的な日々

あっと言う間に9月も後半に突入してしまいました。
先週は製作・配給コースの講義以外に俳優コースの見学に行ってきました。
何度でも聴講ができるので毎週行こうと思っています。

先週のゲストは映画監督/CMディレクター/小説家/作詞家のグ・スーヨン氏。
最初の1時間は、スーヨン監督のお話からスタート。
山口県下関で育った幼少時代の思い出から、現在に至るまでを
数多くのエピソードを交えてお話いただきました。

人気CMディレクターとして活躍した後、映画監督に転身された監督ですが、
クリエイターとして大成するために、20歳のころから「1週間に映画を10本、
本を10冊、CDを10枚、鑑賞すること」を習慣にされてきたそうです。

蓄積からしか何も生まれない、という彼の言葉には説得力があります。
監督は今もこの習慣を続けていらっしゃるようで、その蓄積のおかげで
“湯水のようにアイデアが湧いてくる”とおっしゃっていました。

現在、私が受けているコースでは4~5名でチームを組んで
映画の企画書を作成しています。予算とテーマだけが与えられ、
テーマに沿った映画の企画をまとめ、月末にプレゼンテーションを行います。

映画のストーリーなど考えたこともなかった自分にとって、これは拷問です。
自分にはもう少し創造力があると思っていたのですが、絞りだしても
なかなかアイデアは湧いてきません。本当に困ったくらいに…

アイデアが湧いてもそれを形にするのが難しくて、とてももどかしいのです。
同じチームのCMのディレクターの方にいろいろ教わりながら、
生みの苦しみを味わっています。(結構ストレスたまるんですね…)

セッションを通じて監督が強調されていたのは「考えて表現すること」の大切さ。
台本に書いてあるセリフを正確に伝えるだけでなく、行間を読み取り、
自分なりの解釈で表現方法を考え抜くことの重要性を力説されていました。
常に最良の表現方法を役者に要求し、現場で脚本を変えることもあるとか。

「役者の選考基準は?」という質問には「引き出しがいくつあるか」と
「自分(監督自身)の創造を超える引き出しを持っているか」が決め手だと
おっしゃっていました。

俳優というお仕事にも創造力が必要なのですね。
学校が始まってからというもの、目からウロコの連続です!
by may3da | 2008-09-18 20:35 | 日記