Translator's Diary

may3da.exblog.jp
ブログトップ

インプットとアウトプット

2月24日OAの「情熱大陸」を見た。
ゲストは話題の直木賞作家、桜庭一樹さん。36歳。
何よりも興味深かったのは、彼女の読書量の多さだ。
「読まないと書けない」という彼女は、年間400冊以上を読んでいるという。

彼女の一日のタイムスケジュールはこうだ。
小説を書く時間は基本的に午前中の2時間のみ。
午後は書店に行ったり、本を読んだりして過ごす。
インプットとアウトプットの割合が普通の人とはまるで逆だ。

翻訳者の私たちも仕事が忙しいと、どうしてもアウトプットばかりになってしまう。
まさに2007年の私がそうだった。アウトプット:インプット=95:5の割合。
自戒の念を込めて、今年はひたすらインプットに励んでいる。
いろいろな立場の人に話を聞き、一日に最低2時間本を読む。
これがとても楽しい。知識は人生を豊かにするし、翻訳にも役に立っているように感じる。

昨年11月から始めたブログは、自分にとって新しいアウトプットの形だ。
自分の文章の稚拙さに頭を抱えながらも、恥を忍んで細々と続けてきた。
そして限界を感じるたびに、文章についての本を手に取ってきた。
今までに読んだ本は次の通り・・・

斎藤孝「原稿用紙10枚を書く力」
清水義範「清水義範の作文教室」
本多勝一「日本語の作文技術」
辰濃和男「文章のみがき方」
野口悠紀雄「「超」文章法」

2、3番目は長年テレビ局の報道部に勤める翻訳者仲間からの推薦で
「清水義範の作文教室」はこの中で最も気に入っている本だ。
清水義範という作家は小学生向け学習塾で作文を教えている。
この本は塾の小学生たちの作文と清水氏の添削、コメントにより構成されている。
何よりも小学生の作文が面白く、読み物としても十分に楽しめる。

2番目のお気に入りは「文章のみがき方」。
文章を書くために必要な心構えと練習方法がまとめられている。
各章のタイトルは次の通り、簡潔で分かりやすい。
1.毎日、書く
2.書き抜く
3.繰り返し読む
4.乱読をたのしむ
5.歩く
などなど…
“書くこと”についてのいろんな作家の言葉がまとめられているため
説得力があり、非常に分かりやすい。

何事も「継続は力なり」。
毎日少しずつ書いていれば何とかなる。
そう信じて、しばらく書き続けてみたい。
by may3da | 2008-03-02 11:38 | 日記