Translator's Diary

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職人技

12月は久しぶりに舞台を2つ見た。

舞台鑑賞は映像とは違う一体感、高揚感が味わえるので大好きだ。
気軽に舞台を見に行けることが、都会に住むことの最大のメリットだと思う。

今回私が見た1つはシルヴィ・ギエム「進化する伝説

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ギエムは元新体操の選手で、才能、容姿、身体能力共に世界トップレベルの
アーティストであり、何より人間的魅力に溢れたフランス人バレリーナ。
彼女の舞台を見るのは今回が2度目だが、彼女メインの公演は今回が初めて。
私が見たBプロのプログラムはすべてモダン。特に「TWO」が素晴らしく、
短い作品だったが、涙がこぼれるほどの感動を覚えた。

暗転された舞台の真ん中に彼女が1人。
薄くスポットライトが当たる中、武術とも見紛うダンスを披露。
ため息が出るほど美しい肉体に魅せられ、
彼女のために振り付けされた作品の奥深さに感服した。

TWOではないが、映像も・・・ Sylvie Guillem





もう1つはブロードウェイミュージカル「RENT」。(以下は映画より)



今まで見逃し続けてきた舞台で、10年来の夢が叶っての初鑑賞となった。
すでにサントラは何百回と聴き、映画も見ているので、
音楽を聴くだけで自動的に涙のスイッチが入る。
もちろん物語前半から涙腺は切れまくり…

知り合いのほとんどが今回の公演を見たことからもその絶大な人気がうかがえる。
今回は日本公演とは思えないほどキャストが素晴らしかった。
歌声を聞いているだけで鳥肌が立った!

ダンスにしても演劇にしても、私は、演者が舞台に立って
観衆の視線を浴びているだけで感動してしまう。
そこに立つまでの長い道のりに想いをはせてしまうからだ。
努力なしではなし得ない職人技。
それを生で体感できるのであれば、いくら払ってもおつりが来ると思ってしまう。

人にそんな風に思ってもらえる“ワザ”を磨いていると思えば、
私たちの日々の苦労も報われると思いませんか。
by may3da | 2007-12-23 10:19 | 日記